王宮シリーズ既刊3巻 + J庭新刊の合計4冊。
こちらで、一旦現代版は終了です。
新章として、始まるのは、ノースフィリアという四大国と十小国からなる異世界の物語です。
遥か昔、天から使わされた五人の王が、王の証である宝珠を持ってノースフィリアに降り立ちました。
最初の数百年は穏やかな世界でしたが、やがてそのうちの王の一人が退屈な世界に飽いて、ついには協定を破り、他国へ戦争を仕掛けます。
天からの命により、四人の王はその王を滅ぼします。そして現在は四大国となりました。
その一つの国、サカディア王国の統治者ラウル王の固有魔法は時空を超えられる能力を持っている。
この能力はこの世界ではなんの役にも立たず、暇をみつけては、ただ異世界を覗き見ているだけだった。しかし、そんなある日、どこかの世界でものすごい呪いの言葉を吐くおかしな人物がいた。
引き寄せられるようにして、きまぐれにその男の願いを兼ねてやると約束してしまい、その報酬として、なんとその男――とある世界の滅ぼされそうになった王――は自分の子(王子)を差し出した。
その子供こそが、のちにノースフィリアで伝説の白い異界人である。
ラウル王は、おもしろい貢物をもらったと嬉々として持ち帰る。
退屈だった日常のサカディア王国が、貢物のせいで大変なことになろうとは知る由もなかった。
物語は、砂漠の国のラジェール王国の滅びゆく一族ハバライ家の三番目のアミル王子がノースフィリアへ連れてこられてからのお話である。
とまあ、このようなお話になります。
題名もノースフィリア① 『ほにゃらら~』 的な感じになります。
単体でお読み頂けるよう、努力します。
冬コミからイベント毎に連続4~5冊を出します。
壮大ファンタジーにしたいな~と思います。
表紙4冊一気に発注するので、ものすごく素敵になる予感がします。4冊統一しますよ~。